在来種
我が国で古くから栽培されてきた品種。
精粉歩留まり、粘度が高く、品質的にもっともすぐれており価格も高い。
支那種
南洋種、ビルマ種とも呼ばれる。大正15年頃中国から輸入された。
精粉歩留まりは低い、粘度は強い方。
備中種
在来種とともに古くから国内で栽培されてきた品種。
グルコマンナン含有率は低く、粒子も小粒、粘度も弱い、価格はもっとも安い。
はるなくろ(コンニャク農林1号)
群馬県農業総合試験場で支那種と在来種を交配して育成された。
在来種より気象災害にたいして強く、荒粉歩留まりは在来種と支那種の中間。
あかぎおおだま(コンニャク農林2号)
群馬県農業総合試験場で支那種と在来種を交配して育成された。
荒粉歩留まりは支那種についで低いが、精粉歩留まりは高く、粘度も強い 。
参考:こんにゃく粉の製粉行程
参考文献:最新こんにゃく全書(群馬県農業改良協会発行)